INTERVIEW
自分軸と会社軸がマッチした
働きがいのある会社を作る。
Shosuke Yamanaka
山中 祥輔
経営企画部 企画課 / 2011年入社
Q現在の仕事内容について教えてください。
経営陣と社員とを橋渡しし、
会社の方針を浸透させる
経営企画の仕事に携わっており、主に2つの取組みを担当しています。
1つは経営計画の策定です。ここでは、会社の目指すべき方向を設定し、それを実現するための具体的な取組みを決めていきます。策定にあたっては、売上をはじめとした、根拠となる数字の分析なども行っています。
もう1つは、新たなグループウェアを導入するにあたっての社内外での基盤整備です。新システムに期待することを社内で調査したり、操作方法のマニュアル作成や、同じシステムを利用しているJR西日本との連携促進などを行っています。
経営計画は策定することがゴールではありません。社員が方針を理解し、日々の行動に反映させてこそ意味があります。計画策定時の社員への浸透だけでなく策定後のトレースをはじめ、計画が狙い通りに進んでいくためのしかけ作りや推進の後押しも私の役割の一つです。いわば、経営陣と社員を橋渡しする役割です。新システムを導入する目的は、社員同士を繋ぎ、コミュニケーションを活性化させること、業務効率化による生産性向上や時間や場所に囚われないより良い働き方を実現することです。そのため、「働き方改革をお手伝いする仕事」と言うこともできます。
Qどんな時に仕事のやりがいや魅力を感じますか?
丁寧な説明を通じて
変化や挑戦を「自分ゴト化」してもらう。
社員のみなさんは誰もがそれぞれ仕事を持っており、目の前に「今やらなければならないこと」が多くあります。いっぽう経営計画は、数年先を見据えた取組みですので「将来に向けて、こういう行動をしていきましょう!」と呼びかけても、当然、目の前の仕事の優先順位が高く、なかなか難しいことも理解しています。
新しいシステムの導入も同様で、道具が変われば仕事の仕方も変わりますので、抵抗感を持つ人も少なからずいます。どんな良い機能を持った道具だとしても、新しいものに慣れるまでは、かえって手間がかかるように感じる場面もあり、一時的に効率が下がる可能性もあります。
このように、私たち企画課が進める会社としての取組みは、必ずしも最初から全員に歓迎されるものばかりではありません。しかし、現在私たちに次々に訪れる変化に対して、行動を起こさなければ会社の未来はありません。「今なぜこの取組みが必要なのか」「この取組みは、社員みんなの幸せにつがなっている」という目的や背景についていろんな場面で丁寧に説明することを心がけていますす。このプロセスを経て会社方針を社員のみなさんが「自分ゴト化」し、一緒に働く仲間と同じ方向を向いて未来に向かって進んでいけるということが、私にとって大きな喜びです。
CAREER STEP
- 1年目
- JR天王寺地区事務センター
- JR西日本から委託された事務を行う。先輩による指導やJR西日本の規程から、考え方や原理原則を勉強しながら業務を学ぶ。
- 2年目
- 企画部 経理課
- 初めての経理業務。資格の勉強をしながら業務を学ぶ。
- 4年目
- 企画部 経理課
- 経理の実務リーダーとして決算資料作成や計画策定に携わる。
- 6年目
- 企画部 経理課
- 経理の総括を担当。決算や収支計画の総括を行いながら、後輩の指導も受け持つ。
- 7年目
- 企画部 経理課
- 経理課の業務に加え、リクルータ-として採用活動に携わる。
- 9年目
- 経営企画部 企画課
- 収支以外の事業計画全体に携わる。
Q今後の目標やチャレンジしていきたいことを教えてください。
思い描いた将来の自分が
実現できる会社に。
変化が目まぐるしく先行きが見通しづらい現代社会では、「今の会社にこのままいて、自分は大丈夫だろうか?」という不安を持つ人は当社に限らず少なくないと思います。この気持ちをさらに掘り下げると、「なりたい自分」や「手に入れたい将来の暮らし」を、今の会社で実現できるのだろうかという漠然とした不安が根底にあること、即ち自分軸と会社軸のマッチングに不安を感じているのだと考えています。
私は、それら2つの軸がきちんとマッチする会社作りに貢献したいです。例えばワークライフバランスで言うなら、「ライフ」重視の自分軸も大歓迎だと思っています。会社の目標があり、その実現に向かって自分自身を重ねて高めていくことが、ライフの充実につながっていく。そのような会社であれば、気持ちよく仕事に没頭できるはずです。社員のみなさんが、「自分の夢はこの会社で叶えられる」と実感できる会社にすることが、私の目標です。
そのためにも私自身はまずトレンドとなっているデジタルの新技術にもしっかりとキャッチアップしておきたいと考えています。また、これまで財務会計と経営企画の仕事に携わってきた経験を活かしつつ、ガバナンスや労務の勉強をしていくことで、より経営に近い場所で活躍できる人材を目指したいです。
SCHEDULE
- 08:00 ■ 出社 通勤ラッシュを避けるため、フレックス制度を活用して定時よりも早めに出社する。出社後はチャットやメールなどを確認。
- 10:00 ■ ミーティング 経営企画部の連絡会に出席。
- 13:00 ■ 企画課昼礼
- 13:15 ■ 資料作成 会議での説明用資料を作成する。
- 15:00 ■ 主管課担当者と打合せ
- 16:00 ■ 社内プロジェクト関係打合せ
- 16:45 ■ 退社 出社が早かった分、退社も早い。